COSMによるアンプ・モデリングをツイン・ペダルで実現
ギター・サウンドを語る上で欠かすことのできないのがギター・アンプ・サウンドであり、ギタリストがもっともこだわりを持つ部分です。ビンテージ・アンプから最新のアンプに至るまで、真空管アンプによるヘビーな歪みから軽く歪みがかかったクランチ・サウンド、またJC-120に代表されるようなクリーン・サウンドまで、アンプによるあらゆるサウンドを追求できるギター・アンプ・プロセッサーとして誕生したのがGP-20です。
すでにGTシリーズやローランドVGシリーズでも好評のCOSMテクノロジーを採用したGP-20は、さらなる弾き心地のよさと表現力の高さを追求しています。
これまで培ってきたノウハウと、COSMによる精密なモデリング・テクノロジーを高次元で融合。本物のアンプの鳴りを再現し、現実の真空管アンプからGP-20オリジナルのアンプまで、優れた表現力をもつアンプ・サウンドを実現しています。ギター側のボリュームに応じた音色変化も実物のアンプさながらに再現し、世界中のギタリストが求める本格的なアンプ・サウンドを網羅しています。
アンプのモデリング・タイプは、つまみ操作で簡単に切り換え可能な11種類×2(バリエーション)の計22種類。またスピーカー・キャビネットのつまみでは、オリジナル(選択したアンプのオリジナル・スピーカー・キャビネット)、1×12”、2×12”、4×10”、4×12”を選択でき、さらにオフに設定すれば手持ちのキャビネット特性を活かすことができるなど、多彩なギター・アンプ・サウンドをクリエイトできます。
また、コントロール部には、GAIN、MASTERのほかに、BASS、MIDDLE、TREBLE、PRESENCEのつまみが用意されており、実際のアンプと同様の音づくりが可能です。
ライブ、レコーディングにも便利なアウトプットを装備
GP-20は、GUITAR AMP、POWER AMP+SP、LINEの出力切り換えスイッチを装備。通常のギター・エフェクターと同様にギター・アンプへ接続するほか、ミキサーへ送ったり、あるいはVSシリーズをはじめとするマルチ・トラック・レコーダーでレコーディングするなど、用途に応じた接続ができます。
さらに、デジタル・ミキサーやデジタル入力を備えたマルチ・トラック・レコーダー、パソコンのサウンド・カードとデジタル接続できるデジタル・アウトプット(コアキシャル)も装備しています。
デジタル・アウトを活用することで、ノイズの混入や音質劣化の心配がなく、ハイ・クオリティなサウンドのままレコーディングが可能になります。
ツイン・ペダルで2つのアンプ・セッティング瞬時に切り替え
GP-20は、2つのペダルを装備し、異なるアンプ・セッティングのサウンドを瞬時に切り換えることができます。左側のペダルはオン/オフ切り換え、右側のペダルではメモリーされているセッティングとマニュアル(パネル上のつまみ設定)の切り換えが可能。例えば、バッキングとソロのアンプ・セッティングを切り換えたり、曲によって異なるアンプ・サウンドの使い分けができます。
アンプ・モデル・タイプ一覧
スピーカー・キャビネット・タイプ一覧
リア・パネル