簡単にループ・プレイが楽しめるペダル・レコーダー
RC-20XLは、ギターやボーカルなどのオーディオ・フレーズをレコーディングして、ペダル操作で再生できるペダル・タイプのレコーダーです。リアルタイムに録音/再生をしながら音を重ねていくことができ、ライブ・パフォーマンスなどでも簡単にサウンド・オン・サウンドが可能。ツイン・ペダル・シリーズのなかでも人気の高いRC-20の後継モデルです。
ギター用のINST入力のほか、MIC入力、AUX入力も装備。マイクを接続してボーカル・フレーズを録音したり、CD/MDプレーヤーを接続して1曲まるごと、あるいは特定のフレーズを録音することもできます。また、MIC入力とINST入力は同時レコーディングも可能です。
またRC-20XLは、単なるレコーダーにとどまらない多彩な使いこなしが可能なことも大きな魅力です。再生時に、ピッチを変えずにテンポだけを変えることができ、しかもタップ・テンポでリアルタイムに再生スピードをコントロールできるため、通常のレコーダーやサンプラーでは不可能なプレイも可能です。さらに、テンポに合った正確なループ・フレーズが作成できるループ・クオンタイズ機能や、フレーズ・トレーニングにも活用することができるセンター・キャンセル機能なども搭載しています。
最大16分もの長時間レコーディングが可能に
RC-20XLは、レコーディング時間を最大16分に大幅拡大。11トラックをフルに活用する場合でもレコーディング時間を気にすることなく録音/再生が行えます。長時間レコーディングをどのように活かすかはアイディア次第。例えば、1曲まるごとレコーディングしてしまうことも可能になりました。各トラックの操作は、RC-20XLの左ペダルで録音/再生/オーバーダブを切り換えることが可能です。
そして、RC-20で特にご要望の多かったアンドゥ機能を搭載。直前にオーバーダビングしたフレーズを取り消すことが可能になり、ループ作成の完成度をさらに高めることができます。また、アンドゥ機能をキャンセルすることができるリドゥ機能も装備しています。
さらに、外部フット・スイッチを接続することにより、トラック切り換えのインクリメント/デクリメントにも対応。次々にトラックを進めていくだけでなく、フット操作で交互にトラックを行き来することも可能になりました。
また、各トラックはいずれもループ/ワンショットの選択が行えるようになりました。トラックごとにループ/ワンショットを設定することで、さまざまなプレイに対応できます。
便利な機能を満載し、パフォーマンス性能も向上
RC-20XLは、さらにパフォーマンス性能も向上。新機能として3種類のストップ・モードを装備しました。RC-20同様にペダルを踏んだ瞬間に再生を停止するモードに加えて、ペダルを踏んだ時点からフェードアウトするモード、ペダルを踏んだ時点で再生しているトラックのループ・エンドまで再生して停止するモードを搭載。より多彩な演奏スタイルに対応します。
また、録音時のガイド音色も8種類に増えましたので、モニターしやすいガイド音色を選択することができます。
リア・パネル
ラインナップ
●Loop Station RC-50
●Loop Station RC-2