家電製品の電気信号に比べ、エレキギターからケーブルに伝えられる信号は実は微弱です。言い換えると、外部からの干渉には弱い信号です。
私達は様々な外部電波に囲まれて生活しています。Wi-FiやBluetoothはあらゆる場所で利用可能ですし、部屋にあるテレビや冷蔵庫などからも常に目に見えない電磁波が出ています。外部からの干渉を受けることにより、「ノイズが乗る」現象に繋がります。芯線を覆い、ケーブルが伝える繊細な信号を外部から守る役割を果たすのがシールドなのです。
オーディオケーブルのシールド線には、一般的に銅線が使われることが多いです。この銅線をどのような密度と構造で組み上げるかが、大切なギター・シグナルを守るためには重要です。
ボス・ケーブルは「編組(Braided)」構造のシールド構造を採用しており、高密度かつ耐久性に優れながらも柔軟性も担保しています。これによりプレイヤーが求めるニュアンスを、ノイズを抑えながらより正確に伝えることができます。