ビルダー・レベルのサウンド・カスタマイズ
ハイエンドな真空管アンプの中には、専用のスイッチを搭載することギターや演奏スタイルに応じてトーンを微調節することができるモデルもありますが、その種類や調整できる範囲は限られている事が多いです。Nextoneは先進的なテクノロジーを駆使することで、経験豊富なアンプ・エンジニアによる調節を必要とする様なディープなチューニングまで、ギタリスト自らの手で行えます。また、Nextone Specialはお気に入りのセットアップを保存するための3つのTONE SETTING MEMORY機能を搭載。Nextone ArtistとStageは、CLEAN/LEADチャンネル、それぞれでカスタムした設定を1つずつ保存することができます。
パネル上のノブや、PC(Windows/Mac)のNextone専用エディターで、AMERICAN/BRITISH 2つのタイプから選べるトーン・スタックをチャンネルごとに選択/設定が可能。またSAGやBIAS、CHARACTER SHAPE機能でパワーアンプのレスポンスもチューニングし、あなたにとって理想的なトーン・カスタマイズを実現します。他にもTONEスイッチや11種類のBOOSTタイプ、細かなセッティングが可能な内蔵エフェクトにより、サウンドのバリエーションは広がります。
さらにフラッグシップのNextone Specialは、アンプのパワーステージにおいて未だかつてないレベルでのコントロールを実現したCUSTOM TUNE機能を搭載。Tube Logicにより、Top、Bottom2つのノブを駆使したパワーアンプ調整を行えます。
Top – EQのTREBLEコントロールはプリアンプ回路内に配置されているため、アンプの入力信号と歪み量に大きな影響を与えます。Nextone SpecialのTOPコントロール・ノブは、EQのTREBLEコントロールとは異なりプッシュ・プル・パワーアンプ・セクションの直前に配置されているため、歪み量に影響を与えることなく、音の輪郭を柔らかく、または明るくすることが可能です。
Bottom – EQのBASSコントロールは、入力信号と相互に作用を起こし、サウンド全体に大きな影響を及ぼします。一方でNextone SpecialのBOTTOMコントロール・ノブは、パワーアンプ・ステージと直接的に相互作用することで、音の粘りとダイナミクスに焦点を当てた制御が可能です。絞り切った設定では、低音域の粘りは最大化、ノブを解放していくと低周波数帯が絞られ、より引き締まったサウンドになります。