The Next Generation Of Space Echo

THE NEXT GENERATION OF SPACE ECHO

SPACE ECHOの登場

The Next Generation Of Space Echo

空間における残響。それは、あなたのプレイ・スタイルに関わらず、音楽の本質的な要素の一つです。一般的にリバーブやディレイは、サウンドにキャラクターや立体感をもたらす必要不可欠な効果として考えられています。

革新的な発明

繊細かつ豊かな音質が高く評価されているSPRING REVERBとTAPE ECHOは、長年に渡り多くのミュージシャンから重宝されてきたエフェクトの一つであり、RolandのRE-201 Space Echoは、その代表的なモデルに他なりません。2つの効果を柔軟に組み合わせる事ができるため、多くのミュージシャン、プロデューサー、エンジニアがRE-201の秘めた無限の可能性を手にし、素晴らしい音楽を生み出してきました。

The Next Generation Of Space Echo

伝説の名機

Roland RE-201 Space Echoは1974年に誕生。当時の音楽シーンを一変させた名機であり、ステージ上、スタジオ、あらゆるシーンでの活躍を目にする事ができました。シンプルな操作感と高い信頼性、さらに圧倒的な機能を備えていたため、ミュージシャンの創造力を掻き立て、楽曲制作の水準を大きく引き上げました。

現代においても、このSpace Echoの創造性が留まることはありません。数多の名盤から聴く事ができる唯一無二のSpace Echoサウンドは、今も尚、現代のアーティストに多大な影響を与え続けています。BOSSが切り開く新たなSpace Echoの時代の幕開けにより、音楽創造への探求はこの新たな世代のアーティスト達に受け継がれていきます。

Space Echoの構造

Rolandが設立された1972年に初代Space Echo RE-100 、その翌年にはRE-200 が誕生しました。立て続けに2つのモデルをリリースしながらも、Rolandのエンジニア達は精力的に開発を進めていきます。

The Next Generation Of Space Echo
The Next Generation Of Space Echo

エフェクター史における指標

1974年に登場したRE-101とRE-201 Space Echoには、さらに新たなアップデートと改善が施されていました。従来よりも長いエンドレス・ テープを採用し、その摩耗を大幅に減らすためのメカニズムを備えたRE-201 Space Echoは、残響効果を与えるエフェクターの指針となるモデルとなりました。

The Next Generation Of Space Echo

豊富なECHO&REVERB

RE-201 Space Echoは等間隔に設置された3つの再生ヘッドとSPRING REVERBを備えており、多彩な組み合わせを簡単に選択できる様になりました。ECHOの組み合わせは4種類、ECHOとSPRING REVERBの組み合わせを7種類、さらにSPRING REVERB単体での使用など、合計12種類を搭載しています。

The Next Generation Of Space Echo

無限の可能性

また、ECHOの間隔を調節するREPEAT RATEや、再生回数を調節するINTENSITY、各効果の音質を整えるためのBASSとTREBLE、そしてVOLUMEまで調節することで、ECHOサウンドを自在に操る事ができました。SPRING REVERBやプリアンプのVOLUMEノブも備わっていたため、当時のミュージシャンにとってRE-201 Space Echoのポテンシャルは計り知れないものがありました。

The Next Generation Of Space Echo

空前のSpace Echoブーム

Roland RE-201の先進的なデザインは今も尚、高く評価されています。アーティストの過酷なツアーにも耐えられる堅牢な設計、スタジオのエンジニアからも信頼を得る高いサウンド・パフォーマンスは機能美の証明に他なりません。

WOW&FLUTTER

2つのマイク入力と1台の楽器入力、合計3系統のチャンネルを備え、それぞれ独自のVOLUMEノブを備えているため、複数のソースでも問題なく対応できました。

これらの入力は独自のキャラクターを備えたプリアンプを通過することで、豊かな倍音とわずかな歪みを加えながら入力信号を太くする効果があり、RE-201の魅力の一つでもあります。

不完全さが生んだ奇跡

磁気テープでも上品なサチレーションと自然なコンプレッション感を得られました。テープは使用し続けることでWOWとFLUTTER効果が発生。テープの回転がブレることでピッチがわずかに変化し、絶妙なコーラス効果が得られます。製品として考えると、決して完璧であったとは言えませんが、これらの効果は明らかにSpace Echoの唯一性を担う重要な要素でした。

後に、技術的に進化を遂げたディレイ・ペダルが開発されたにも関わらず、その需要は留まることなく、RE-201は80年代後半まで生産され続けました。

The Next Generation Of Space Echo
The Next Generation Of Space Echo

NAMM TEC AWARD

2016年に、RE-201がNAMM財団からテクノロジー殿堂を受賞

The Next Generation Of Space Echo

Space Echoがもたらした影響

RE-201 Space Echoは,ギター、シンセサイザー、マイク、ドラムマシン、PAのミキシング・コンソール等、あらゆる機材の入力に対応。多くのミュージシャンがSpace Echoの魅力を活かした楽曲を生み出しています。

多彩なジャンルで活躍

ダブ、サイケ、EDM、ロカビリー、スカ、ポスト・ロックに至るまで、その音楽ジャンルの幅は非常に広く、全てがSpace Echoによって独特の世界観を構築しています。

アイコニックなSpace Echoサウンド

ダブのパイオニアであるKing Tubby and Lee “Scratch” Perryの音源では、代表的なRE-201 Space Echoのサウンド聴く事ができます。また、様々な著名レゲエ・バンドに帯同していたレコーディング・エンジニア、Dace McDonaldがPortisheadのGeoff BarrowにSpace Echoの魅力を伝えたことで、PortisheadでもRE-201を積極的に活用。彼らのドラムとボーカル・トラックは、Space Echo無しでは語れないサウンドになりました。


ギターでの使用例としては、Vini Reillyのアルバム“Durutti Colum”でも聴く事ができます。象徴的な発信音はRadioheadのJonny Greenwoodが使用する事で多くのリスナーが耳にしている事でしょう。

The Next Generation Of Space Echo

Space Echoの
新たな時代が幕開け

Roland RE-201 Space Echoは、1974年のデビュー以来、圧倒的な存在感を放ち、現在も多くのミュージシャンから愛されています。

BOSSのエンジニアは、長年に渡り蓄積してきた膨大なデータに加え、自社で保管している貴重なミント・コンディションのRE-201を含む複数の個体を徹底的に再解析する事でBOSS RE-202 Space EchoとBOSS RE-2 Space Echoを完成させました。

The Next Generation Of Space Echo

ヴィンテージ・アナログ

BOSSの新たなSpace Echoは、ヴィンテージ・アナログ機器の構造をシミュレート することで、挙動とサウンドをかつてないレベルで再現。テープの機構、プリアンプ内のメカニカルな構造や各パーツの相互作用に至るまで徹底的に研究を行うことで実現しました。

NEW

RE-202 Space Echo

RE-202は、3つのフットスイッチを搭載。WOW&FLUTTERやSATURATIONの調節、NEW/AGEDのテープ・シミュレーション、個別のBASS、TREBLE EQなど、より緻密なサウンド・メイキングが可能。さらに、オリジナルにはないメモリー機能、4つ目の再生ヘッドをシミュレートしたサウンドを搭載し、新たな表現力と機能性も備えています。

NEW

RE-2 Space Echo

RE-2は、RE-201のサウンドをシンプルな操作性かつ省スペースなコンパクト・ペダルに凝縮。WOW&FLUTTERのコントロール、タップテンポ機能、ステレオ対応の入出力を備えることで、Space Echoの魅力を存分に発揮できる、ペダル・ボードに最適なパートナーです。

Space Echoの新たな時代の幕開け

メールアドレスを登録して
BOSS Space Echoの最新情報を入手