2系統の10バンドEQ
EQ-200は洗練されたデザイン、32bit/96kHzの高度な処理、そして超ローノイズ設計による優れた音質など、徹底的にこだわり抜いたスペックと、正確なトーン・コントロールを兼ね備えたイコライザーです。各EQバンドは、最大で15dBまでブースト/カットが可能。本体のレベル・スライダーにより、バイパス音との音量バランス調整を直感的に行うことができます。EQバンドの中心周波数は、3タイプから選択可能。エレクトリック・ギターはもちろん、アコースティック・ギターやベース、キーボードまで、あらゆる楽器に最適なイコライジングを行うことができます。
変幻自在のシグナル・フローとインサート接続
EQ-200のシグナル・フローは高い汎用性を備えています。各EQチャンネルをステレオ・リンク、または独立して使用することができます。また、外部エフェクトをインサート接続することで、そのエフェクトの前段と後段で独立したイコライジングをすることも可能。2基のEQを活用し、お気に入りのオーバードライブやディストーション・ペダルにさらに磨きをかけることができます。シリーズ接続時は、初段のEQでバッキング・サウンドを作り、後段のEQで抜けの良いリード・サウンドに仕上げるなど、実用性の高い設定が可能です。
シンプルなインターフェイスと視認性に優れたEQディスプレイ
EQ-200は、直感的かつスピーディーなコントロールを実現するイコライザーの決定版です。10バンドの中心周波数とマスター・チャンネル・レベルは、スライダーで直接調整することができ、また視認性に優れたディスプレイにより、EQカーブの全体像が一目で分かります。2つのチャンネルはパネル上の専用ボタンで瞬時に切り替えが可能。緻密なセッティングも瞬時に効率よく行えます。また、パネルロック機能により、パフォーマンス中のアクシデントによるセッティングの変化を防ぐことができます。
お気に入りの設定を保存/呼び出し
EQ-200で緻密にセットアップしたサウンドは、127のユーザー・メモリーに保存することができます。パネル上の設定を反映しているマニュアル・セッティングをあわせると、合計128のサウンドを切替えて演奏することが可能。本体のフットスイッチは、メモリーを順送りに切り替えるだけでなく、切替える範囲選定、メモリー番号を指定してダイレクトに呼び出すなど、プレイヤーのニーズに応じたアクションも設定できます。MIDIによるプログラム・チェンジが送受信可能なため、外部MIDIデバイスとの統合的なコントロールにも最適です。
柔軟性の高いリアルタイム・コントロール
本体フットスイッチは、EQのバイパスやメモリーのスクロールに加え、各チャンネルEQのON/OFF、特定メモリーへのダイレクト・アクセスなど、任意の機能を割り当てることも可能です。また、外部フットスイッチを接続し、足元でコントロールする機能を拡張することもできます。エクスプレッション・ペダル接続時には、トータル・レベルをアサインし、ボリューム・ペダルとして活用したり、Aチャンネルのみの音量レベルをコントロールするなど、緻密なリアルタイム・コントロールを実現します。省スペースなステレオ・ミニ・ジャックのMIDI入出力端子を搭載し、外部MIDIコントローラーによる制御に加え、チェーン接続した複数の200シリーズのメモリーを一度に選択することができます。