リアルタイムに録音/再生をしながら音を重ねていくループ・パフォーマンス。
RC-300 は、オーディオ・フレーズをレコーディングして、再生できるペダル・タイプのルーパーです。リアルタイムに録音/再生をしながら音を重ねていくループ・パフォーマンスが可能。RC-300は、従来モデルをベーシックに、より直感的な操作性を高め、機能を拡張させたことで、ギタリストやボーカリスト、アコースティック楽器奏者など、幅広いプレイヤーにお使いいただけます。
ステージ上では、数小節のフレーズ・ループはもとより、楽曲を記憶させてのバッキング・ツールとしても活躍するほか、自宅で思い付いたフレーズを重ねて録音、再生することで楽曲制作を行うこともできます。
さらには、お気に入りの楽曲を、ピッチを変えずにテンポを変更して再生すれば、速いフレーズでも簡単に耳コピーすることができます。
最大でステレオ3時間録音、99種類のフレーズ・メモリーに保存可能。
RC-300は、最大3時間(ステレオ)の長時間録音が可能。前モデルRC-50の最大24分(ステレオ)から、飛躍的に録音時間を拡大しました。3つのステレオ・トラックを組み合わせたフレーズ・メモリーは、最大99種類まで保存することができます。
RC-300は、3 つのトラックに加えて、多彩なリズム・パターンを搭載。あらかじめ選択したリズム・パターンを鳴らしながら録音することで、正確なテンポで録音できます。
3つのトラックごとに専用フット・スイッチを搭載。
3つのステレオ・トラックには、それぞれ独立して録音/再生/オーバー・ダビングといった操作ができる専用フット・スイッチを装備しています。加えて、ワン・ショット(ループ再生しない)やリバース、ストップ・モード、パンなどの指定もできるので、アイディア次第でさまざまな演出や活用法が広がります。さらに、各トラックのレベルを調整できる3つのボリューム・フェーダーを搭載。直感的にトラックの再生レベルを操作できます。
16種類のエフェクトを内蔵、EXPペダルでコントロール。
RC-300には、16種類のエフェクトを内蔵。入力音や各トラックの再生音にエフェクトをかけることができる「LOOP FX」は、再生するトラックのテンポに同期してエフェクト音の変化する周期が自動的に設定されます。
搭載エフェクトは、フランジャーやフェイザーなどを搭載した「MODULATION」、ボーカルをロボット風の声や女性風の声に加工可能な「VOICE」、ギターをベース・サウンドに変換する「GUITAR」、フィルターやディレイなどの「OTHER」、エフェクトをオンにしたときに転調する「TRANSPOSE」など、5つのカテゴリー(全16タイプ)で構成されています。
また、EXP(エクスプレッション)ペダルを使えば、リアルタイムにエフェクトをコントロールすることができます。
USBマス・ストレージ機能、WAVファイルのインポート/エクスポート。
RC-300はUSBを介してパソコンと接続することができます。RC-300のトラック(WAVファイル)をパソコンにバックアップしたり、パソコンのWAVファイルをRC-300に書き込んだりすることができるUSBマス・ストレージ機能を搭載しています。
さらには、USBオーディオ機能も搭載。パソコンの音をRC-300から鳴らしたり、RC-300の音をパソコンに録音することも可能です。
ステレオ・イン/アウトやXLRマイク・インプットなど豊富な入出力端子を装備。
RC-300は、ギター/ベースだけでなく、さまざまな楽器やオーディオ機器、マイクとの接続が可能です。ステレオ入力に対応するINST端子や、ファンタム電源対応のXLRマイク端子、オーディオ・プレーヤーなどをステレオ・ミニ・プラグで接続するAUX端子と、幅広い入力端子を装備。ボーカル/ラップやDJのリアルタイム・パフォーマンス、アコースティック楽器によるサウンド・オン・サウンドのトラック構築、シンセなどステレオ・ソースの楽器を接続してのループ・パフォーマンスなど、アイディア次第で独創性溢れる多彩な活用法が広がります。
また、出力はアンプやモニター・スピーカーに接続可能なステレオ出力に対応するMAIN OUTPUT 端子に加えて、特定のトラックの信号をミキサーなど別系統で出力することが可能なSUB OUTPUT 端子も装備。
さらに、EXP(エクスプレッション)ペダルを最大2台またはフット・スイッチを最大4台まで接続可能。フレーズ・メモリーのアップ/ダウンや、録音/再生、LOOP FXのコントロールなど、さまざまなパラメーターをコントロールすることが可能です。