DD-500 システム・プログラム ( Ver.2.03 )
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、DD-500 のシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
- [ EXIT ] ボタンを押しながら、INPUT A/MONO 端子にプラグを差し込みます。電源がオンになります。
※ [ EXIT ] ボタンは、ディスプレイに DD-500 と表示されるまで押し続けてください。
- ディスプレイに現在のシステム・バージョンが表示されます。
- INPUT A/MONO 端子からプラグを抜いて、電源を切ります。
※最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
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Ver.2.03 ] 2022/02
管理の都合でバージョン番号を更新しました。
製品仕様に影響する変更はありません。
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Ver.2.02 ] 2021/03
不具合修正
- BANK UP 操作で ROLL 機能が動作することがある不具合を修正しました。
- CTL1 FUNC / CTL2 FUNC で LOOPonOff に設定した時、MODE の変更ができない不具合を修正しました。
- SYSTEM - OUTPUT を“DIRECT MUTE”に設定しても、エフェクト・オフ時にダイレクト音が出力される不具合を修正しました。
- LOOPER - LOOP MODE を“48k MONO”もしくは“48k ST”に設定すると、ノイズが混じることがある不具合を修正しました。
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Ver.2.01 ]
機能改善
- FSW MODE=A/B SIMUL においても、トップ画面でテンポ、ノートを確認できるようになりました。
[▼]/[▲]ボタンで表示を切り替えてください。
不具合修正
- MIDI から EFFECT SW CC を受信したときの不具合(キャリーオーバーしない、エフェクトがオン/オフできないことがある)を修正しました。
- MODE=PATTERN でパラメーターの設定によってシステム・エラーが発生する不具合を修正しました。
- A/B SIMUL モードにおいて、バンクを切り替えた際にディレイ音が鳴り続けてしまうことがある不具合を修正しました。
- その他、エフェクト切り替え、MIDI 受信に関する不具合を修正しました。
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Ver.2.00 ]
- 詳しくは、[ 取扱説明書] の「 DD-500 機能追加 (Ver.2.00) 」をご覧ください。
仕様変更
- MIDI メッセージのコントローラー・ナンバーを以下の通り変更しました。
状態 |
Ver.1 |
Ver.2 |
[A] スイッチ
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コントローラー・ナンバー 82 |
--- |
[B] スイッチ
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コントローラー・ナンバー 83 |
--- |
ディレイ・オン、バイパス
エフェクト SW
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コントローラー・ナンバー 21 |
コントローラー・ナンバー 27 |
TIME
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--- |
コントローラー・ナンバー 17 |
[TAP/CTL] スイッチ
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コントローラー・ナンバー 84 |
コントローラー・ナンバー 82 |
[FEEDBACK] つまみ
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コントローラー・ナンバー 17 |
コントローラー・ナンバー 18 |
[E.LEVEL] つまみ
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コントローラー・ナンバー 18 |
コントローラー・ナンバー 19 |
[TONE] つまみ
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コントローラー・ナンバー 19 |
コントローラー・ナンバー 20 |
[MOD DEPTH] つまみ
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コントローラー・ナンバー 20 |
コントローラー・ナンバー 21 |
EFFECT A
(サイマル・モード)
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--- |
コントローラー・ナンバー 28 |
EFFECT B
(サイマル・モード)
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--- |
コントローラー・ナンバー 29 |
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Ver.1.11 ]
機能追加
[
Ver.1.10 ]
機能追加
- TEMPO HOLD 機能を追加しました。
パッチを切り替えても、テンポ情報を変わらなくすることができます。
- LOOP LEVEL 調整機能を追加しました。
フレーズ・ループの LOOP LEVEL の調整を可能にしました。
機能改善
不具合修正
- 「 FSW MODE = SIMUL 」で CTL FUNC が有効なままバンク・チェンジすると、CTL FUNC が止まらないことがある不具合を修正しました。
- パッチ・チェンジの際、直前のディレイ音が鳴ることがある不具合を修正しました。
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アップデートに必要なもの
DD-500 にシステム・プログラムをインストールするために、以下のツールが必要になります。
- DD-500 本体
- USB ケーブル(コネクタ形状:USB A コネクタオス - USB B コネクタオス)
※ USB 2.0 Hi-Speed 対応のものをご使用下さい。
- USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows, Mac )
- AC アダプター( PSA シリーズ)
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アップデート作業における注意点
- 本アップデートが正常に行われた場合は、DD-500 に記憶しているユーザー・データが失われることはありませんが、不慮の事故を防ぐためアップデート作業を行う前にこれらを取扱説明書「外部 MIDI 機器にデータを送信する」に従って保存しておくことをおすすめします。
- このシステム・プログラムを、DD-500 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート作業中は AC アダプターを接続してください。決して電池での電源供給で作業しないでください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
dd500_sys_v203.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、アップデートに必要なデータを納めた dd500_sys_v203 フォルダが現れます。
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アップデート手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを DD-500 へインストールしてください。
【ご注意】
※操作中は、絶対に以下の操作をしないでください。パソコンが応答しない状態になったり、DD-500 のデータがすべて失われたりすることがあります。
- DD-500 の電源を切る
- USB ケーブルを抜く
- パソコンをサスペンド(スタンバイ)、休止(ハイバネーション)、再起動、終了する
- DD-500 に AC アダプターを接続します。
※ DD-500 は USB バス電源では動作しません。
- [ FEEDBACK ] つまみ、[ E.LEVEL ] つまみ、[ TONE ] つまみ、[ MOD DEPTH ] つまみを、反時計方向に回し切ります。
- [ TIME/VALUE ] つまみを押しながら、INPUT A/MONO 端子にプラグを差し込みます。
電源がオンになり、ディスプレイに「 Connect the USB cable. 」と表示されます。
- DD-500 本体の USB 端子とパソコンの USB 端子を USB ケーブルで接続します。
- 「 BOSS_DD500 」ドライブを開きます。
[ Windows の場合 ]
エクスプローラで、マイコンピュータ(またはコンピュータ)内の「 BOSS_DD500 」(またはリムーバブルディスク)を開きます。
[ macOS / OS X の場合 ]
デスクトップの「 BOSS_DD500 」アイコンを開きます。
- 「 dd500_sys_v203 」フォルダの中にある「 DD500ROM.BIN 」と「 ROMINFO.TXT 」を、「 BOSS_DD500 」のルート・ディレクトリにコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
- コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しを行います。
[ Windows の場合]
マイコンピュータの「 BOSS_DD500 」アイコン(または「リムーバブルディスク(*:)」アイコン)を右クリックして「取り出し」を実行します。
[ macOS / OS X の場合 ]
「 BOSS_DD500 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
- USB ケーブルを抜きます。
ディスプレイに「 EDIT:EXECUTE 」と表示されます。
- [ EDIT ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。
アップデート中は、ディスプレイに「 Updating... 」と表示されます。
- アップデートが終了すると、ディスプレイに「 Completed. 」と表示されます。
- ディスプレイの表示が「 Completed. 」に切り替わりアップデートが完了したことを確認してから、INPUT A/MONO 端子のプラグを抜きます。電源がオフになります。
- 「バージョンの確認方法」をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。