<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
1.電源が切れていることを確認します。
2.[ EFFECT ] [ OUTPUT SETTING ] の2つのボタンを押しながら、電源を入れます。
3.ディスプレイに バージョンを示す値が表示されます。このうち、以下のように "EXT" と表示された部分の数字をご確認下さい。
※この数字が "1.00"もしくは"1.01" になっている場合はアップデートが必要です。
Version
Ver Build Date
CPU
1.00 0007 2004/05/13
EXT
1.01 **** ****/**/** |
※すでに最新バージョン( 2.00 以上)になっていた場合には、アップデートは必要ありません。
4.電源を切ってバージョンの確認を終了します。
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変更内容
[ Ver.2.00 ]
- 約 500 回書き込み ( WRITE ) 操作を行うと、電源投入時に "User Data Damage. Factory Reset" というメッセージが表示されユーザー・データが消失する不具合を修正しました。(一旦電源をオフにしても累積の書き込み操作が約 500 回を越えると不具合は発生いたします)
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アップデートに必要なもの
DR-880 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- DR-880 本体
- スタンダード MIDI ファイルを正常に送信できる MIDI シーケンサーまたは、簡易 SMF プレーヤが動作可能なコンピューター
- MIDI インターフェイス+ MIDI ケーブル
※ DR-880 の USB を使ってアップデートすることはできません。
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、DR-880 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は DR-880 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや DR-880 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
DR880v200.zip をウンロードしてください。
エクスプローラからアイコンをダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、DR880v200 フォルダが現れ、その中に 21 個のスタンダードMIDIファイル( _0000001.mid ~ _0000021.mid )が現れます。
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アップデート手順
※下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを DR-880 へインストールしてください。インストールには、スタンダード MIDI ファイルを正常に再生できる MIDI シーケンサーが必要になります。
※アップデートが完了するまで、絶対に本体の電源を切らないでください。
※インストールを行う際は念の為ユーザー・データを保存しておいて下さい。保存方法は取扱説明書「第9章 MIDIを使う~ DR-880 のデータを送信する」、「第10章 USB を使う~ DR-880 のデータをパソコンに保存する(バックアップ)」をご参照下さい。
1.電源が切れていることを確認します。次に DR-880 とお使いの MIDI シーケンサーを MIDI ケーブルで接続します。MIDI シーケンサーの MIDI OUT コネクターと DR-880 の MIDI IN コネクターを接続してください。
2.[ SHIFT ], [ EDIT ] の2つのボタンを押しながら電源を入れます。
->ディスプレイに「プログラム更新モード」に入ったことを示す "Flash-ROM Updater" というメッセージ、および現在のバージョンが表示されます。
3.21 個のスタンダード MIDI ファイルを“_0000001.mid”から“_0000021.mid”までファイル名の番号順にシーケンサーで再生します。データのロード中は、DR-880 本体の [ FAVORITE 1 ] ~ [ FAVORITE 4 ] のインジケーターが順に点灯します。
【簡易 SMF プレーヤ「 UpdSMF 」を使った作業例】
1)「 UpdSMF 」アイコンをダブルクリックします。
2)「 MIDI Out Device 」で MIDI 出力のデバイスを選択します。
3) [ Windows版 / MacOS X 版の場合 ]
「 SMF Path 」に、解凍されたSMFが存在するフォルダ名を指定します。右の [ Path ] ボタンで探すこともできます。
[ Mac OS 9 版の場合 ]
「 SMF Folder 」に、解凍された SMF が存在するフォルダ名を指定します。右の [ Select ] ボタンでフォルダを指定してください。
4) [ ScanSMF ] ボタンを押します。
※ Mac OS 9 版 / Mac OS X 版では、この操作は必要ありません。
5)フォルダ内全ての SMF ファイルを再生の対象としますので、アップデートに不要な SMF ファイルはフォルダから削除しておいてください。
6)「 Send 」ボタンをクリックすると、登録されたSMFファイルを、名前の順番に再生します。
4.[▼] (デクリメントボタン)を押します。
5.すべてのスタンダード MIDI ファイルを再生し終わと、"Completed." という表示とともにチェックサム(プログラムが正常に書かれたか確かめる値)が表示されます。
"sum(prg1)0xDA3F" および "sum(prg2)0x5B1A" と表示されたら正常にアップデートできています。
6.DR-880 の電源を入れ直します。
※ユーザー・データを保存した場合は、取扱説明書「第9章 MIDI を使う~送信したデータを DR-880 に戻す」、「第10章 USB を使う~パソコンにバックアップしたデータを DR-880 に戻す(リカバー)」をご参照の上、設定内容を元に戻してください。