MS-3 システム・プログラム (Ver.1.21)
MS-3 システム・プログラム Ver.1.21 は、MS-3 Editor/Librarian Ver.1.0.3 とセットでお使いください。
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- [ ENTER ]を押しながら電源を入れます。
※ ENTER はディスプレイに BOSS ロゴが表示されるまで押し続けてください。
- しばらくすると、ディスプレイにバージョンが表示されます。
※「 1.21 」以上が表示されましたら、本アップデートを行う必要はありません。
- バージョンを確認したら、MS-3 の電源を切ります。
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変更内容
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Ver.1.21 ] 2025/06
不具合修正
- MIDIコントロール・チェンジが正しい値で送信されない不具合を修正しました。
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Ver.1.20 ] 2024/11
仕様変更
- AUTO OFFの時間が10時間から20分になりました。
※仕様や操作の詳細は、[ 取扱説明書 ] をご覧ください。
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Ver.1.10 ] 2022/01
管理の都合でバージョン番号を更新しました。
製品仕様に影響する変更はありません。
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Ver.1.09 ] 2021/10
不具合修正
- FX1/FX2(SITAR SIM.) の D.LEVEL の仕様が、他エフェクトと異なっている不具合を修正しました。
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Ver.1.08 ] 2020/08
不具合修正
- 起動時に、外部 EXP PEDAL の値が正しく反映されないことがある不具合を修正しました。
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Ver.1.07 ] 2019/03
不具合修正
- 「 CTL, ASSIGN & MIDI SETTING 」のコントローラーに“CURRENT NUMBER”を設定した場合、バンク切り替え直後に“CURRENT NUMBER”のナンバー・スイッチによる操作が動作しないことがある不具合を修正しました。
- CTL IN を使ったバンク操作で、"BNK.CNG(BANK CHANGE MODE)" が "IMMED(IMMEDIATE)" の時、リピートしないことがある不具合を修正しました。
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Ver.1.06 ] 2018/10
不具合修正
- CTL IN を使ったバンク操作で、リピートしないことがある不具合を修正しました。
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Ver.1.05 ] 2018/03
不具合修正
- CTL OUT EDIT 中に CTL1 と CTL2 の動きが干渉する不具合を修正しました。
- MS-3 Editor / Librarian で「 CLEAR 」ボタンをクリックしても、MS-3 本体の CTL/ASSIGN 機能がクリアされない不具合を修正しました。
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Ver.1.04 ] 2017/11
- MS-3 Editor/Librarian Ver.1.0.1 に対応しました。
不具合修正
- PATCH MIDI の PC, BANK MSB, BANK LSB, CC1 NUM, CC2 NUM が最大値に設定されているとき、Editor/Librarian でデータが「 0 」になる不具合を修正しました。
- BNK.CNG (BANK CHANGE MODE) = WAIT に設定した時、ナンバー・スイッチ ([1]+[2]または[3]+[4]) や外部ペダルを押してもバンク切り替えが動作しないことがある不具合を修正しました。
- B.HARMONIST に "B0" ( ベース 5 弦解放 ) 音を入力したとき、ハーモニーの音の高さが正しくない不具合を修正しました。
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Ver.1.03 ] 2017/08
機能追加
- MS-3 Editor/Librarian に対応しました。
不具合修正
- DELAY TIME が 音符のとき、TAP 点灯時間が正しくない不具合を修正しました。
- 「 KNOB ASSIGN = BPM 」 のとき、BPM の PREF を SYSTEM<=>PATCH で切り替えた時の状態がおかしくなることがある不具合を修正しました。
- ASSIGN で、PEDAL BEND - PITCH - MIN/MAX の値が「0」しか選べない不具合を修正しました。
- PATCH CHANGE 後、CTLOUT が意図していない状況になることがある不具合を修正しました。
- EFFECT CHAIN 画面で CTL IN 端子を抜いたり、FS-5L がON ( LED 点灯 ) の時、EFFECT TYPE が選べなくなることがある不具合を修正しました。
- ASSIGN TARGET = MIDI CC# の内部状態がパッチチェンジでリセットされない不具合を修正しました。
- PREFERENCE の OUTPUT SELECT を切り替えても、電源を入れ直すまで設定が反映されない不具合を修正しました。
仕様変更
- 外部 CTL で PATCH/BANK の INC/DEC が連続するとき、PATCH MIN/MAX に達したら内部的に REPEAT を止める仕様に様に変更しました。
- MEMORY/MANUAL SW に BPM TAP, DLY TAP をアサインしたとき、MEMORY MODE でもインジケーターを点滅させる仕様に変更しました。
- CTL IN を使って、BANK UP/DOWN をさせた時に、WAIT を使える仕様に変更しました。
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アップデートに必要なもの
- MS-3 本体
- USB ケーブル
- USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows または Mac )
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アップデート作業における注意点
- このアップデートは、手順どおりに実施すれば特に問題はありません。所定の手順に従わずに通常のモードでこのアップデート・データを送信すると、システムを破壊してしまい、起動できなくなることがありますのでご注意ください。
- アップデート作業中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合には、システムが破壊され使用できなくなる事があります。この場合は、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
ms3_sys_v121.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。
解凍が終了するとアップデートに必要なデータを納めた ms3_sys_v121 フォルダが現れ、その中に 2 個のファイル( MS3ROM.BIN、ROMINFO.TXT )が納められています。
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アップデート手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを MS-3 へインストールしてください。
※アップデートの実行中は、絶対に MS-3 の電源を切らないでください。
- MS-3 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
- [ EXIT ] ボタンを押しながら電源を入れます。
※ EXIT はディスプレイに MS-3 Updater と表示されるまで押し続けてください。
- パソコン側で「 BOSS_MS-3 」ドライブを開きます。
[Windows] ファイルを右クリックして「すべて展開」を選び、「展開」をクリックします。
[macOS] ファイルをダブルクリックして解凍します。
- 「 ms3_sys_v121 」フォルダの中にある「 MS3ROM.BIN 」と「 ROMINFO.TXT 」を、「 BOSS_MS-3 」のルート・ディレクトリにコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
- コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しを行います。
[ Windows] お使いのWindowsのバージョンや設定に応じて、「BOSS_MS-3」を取り出します。
[ macOS] 「 BOSS_MS-3 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
- USB ケーブルを抜きます。
ディスプレイに「 Push [ENTER] to start. 」と表示されます。
- [ ENTER ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。
- アップデートが終了すると、ディスプレイに「 Completed. 」と表示されます。
- 電源をオフにしてください。
これでアップデート作業は完了しました。次回の起動時から新しいシステム・プログラムで動作します。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。