RC-505mkII System Program ( Ver.1.50 )


バージョンの確認方法
~ダウンロードする前に、RC-505mkIIのシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
  1. [MENU]ボタンを押しながら[POWER]スイッチを押して、電源を入れます。
    ディスプレイにバージョンが表示されます。
  2. [POWER]スイッチを押して、電源を切ります。

変更内容
[ Ver.1.50 ] 2025/01
仕様変更
  • オート・オフの設定値が OFF / 20MIN / 10HRSとなり、初期値が「20MIN(20分)」に変更になりました。
    ※仕様や操作の詳細は、[ 取扱説明書 ] をご覧ください。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • TRACK FX(BEAT SCATTER/BEAT REPEAT/BEAT SHIFT/VINYL FLICK)のINSERT設定が正しく機能しない不具合を修正。
[ Ver.1.40 ] 2024/05
機能改善
  • LOOPSYNC MODEがMEASURE時の動作安定性を向上しました。
  • MIDI同期時の動作安定性を向上しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 録音時間が極端に短い時、フリーズすることがある不具合を修正。
  • エフェクト・バンクやタイプの切り替え時、正しく切り替わらないことがある不具合を修正。
  • LO-FIエフェクトが無音になることがある不具合を修正。
  • TAP TEMPO画面でEXITボタンを押してPLAY画面に移動した時、STOPボタンが点滅する不具合を修正。
  • フリーズやシステム・エラーが発生するいくつかの要因を修正。
[ Ver.1.30 ] 2023/12
機能追加
  • ループ演奏状態のLED COLORが切り替え可能になりました。
  • MIXER画面でTRACK LEVELを調整することが可能になりました。
  • 最初のトラックをループ録音をした際に録音前のテンポを基準にテンポ設定されるようになりました。
  • RHYTHM EDITボタンでRHYTHM設定画面を切り替えれるようになりました。
  • PLAY画面でEXITボタンを押したときにカレントトラックが表示されるようになりました。(STOPボタンが点滅します)
  • カレントトラックを切替えた時にカレントトラックが表示されるようになりました。(STOPボタンが点滅します)
  • INPUT/TRACK FXのVOCAL DISTがステレオ対応になりました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • PLAY画面がエフェクト表示の時にON/OFF状態が正しく表示されない不具合を修正。
  • ASSIGN TARGETのFX TYPE表記が数字表記になっている不具合を修正。
  • ループ演奏中にメモリーが切り替わってしまう場合がある不具合を修正。
  • SPEED CHANGEがLOOPENDの時にSPEEDが小節頭で切り替わらないことがある不具合を修正。
  • LOOP SYNC MODEがIMMEDIATEの状態でBEATを変更すると正しくループ録音されないことがある不具合を修正。
  • LOOP SYNC MODEがIMMEDIATEのメモリーを選択するとALL STARTインジケータが反応しない不具合を修正。
  • FX BANKボタンをダブルクリックしたときに反応しないことがある不具合を修正。
  • 信号レベルが大きい時にINPUT/TRACK FXのFILTER(LPF,BPF,HPF)の音量が下がることがある不具合を修正。
  • LOOPER DATA DAMAGEDが発生するいくつかの要因を修正。
  • フリーズやシステム・エラーが発生するいくつかの要因を修正。
[ Ver.1.21 ] 2022/09
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • LOOP SYNC MODEがMEASUREの状態でSINGLE MODEトラックを録音状態から切り替えた時にトラック切替が待たされる不具合を修正。
  • LOOP SYNC MODEがMEASUREの状態でSINGLE MODEトラックをOVERDUBした時に再生テンポが変わることがある不具合を修正。
  • オクターブ・エフェクトのMODEとLEVELパラメーターが正しく保存されない不具合を修正。
  • 1小節未満のループを再生しているとノイズが発生することがある不具合を修正。
  • トラックの録音入力設定により録音レベルが小さくなることがある不具合を修正。
  • トラックの録音入力設定によりINPUT FXがかからなくなることがある不具合を修正。
[ Ver.1.20 ] 2022/08
機能追加
  • ループ・シンクの動作モードを拡張
    LOOP SYNCの設定が「ON」で他のTRACKを再生しているときに、新たに使用するTRACKの録音/再生の動作を、以下の3種類から選べるようになりました。MULTI MODEまたはMULTI MODEとSINGLE MODEを組み合わせて使うときに、さらに柔軟なコントロールが可能になります。
    • IMMEDIATE
      操作したタイミングで、録音/再生がスタートします。
      録音されるトラックの長さは、小節単位に調整されます。
    • MEASURE
      小節の頭で、録音/再生がスタートします。
      録音されるトラックの長さは、小節単位に調整されます。
    • LOOP LENGTH
      LOOP LENGTHに合わせた小節の頭で、録音/再生がスタートします。
      録音されるトラックの長さは、LOOP LENGTHの長さに合わせて調整されます。
  • CTL FUNCTIONを拡張
    • トラックのSTART/STOP MODEの設定に関わらず、即座に動作するALL START/STOP機能を追加。
    • 再生と停止のみをコントロールする「TRK 1~5 PLAY/STOP」機能を追加。
    • 長押し操作ですべてのトラックをクリアする「ALL CLEAR」機能を追加。
    • フット・スイッチでメモリーやトラックを昇順または降順で切り替える、「MEMORY INC/DEC」「CURRENT TRACK INC/DEC」機能を追加。
  • スライサー・エフェクトにCOMP(COMPRESSOR)パラメーターを追加。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • MIDI接続時に発生するフリーズやシステム・エラーについて、いくつかの要因を修正。
  • USERジャンルのリズム・パターンを使用したときに、INTRO RECが動作しない不具合を修正。
[ Ver.1.12 ] 2022/04
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • REC QUANTIZEが「OFF」のときにノイズが発生する不具合を修正しました。
  • VOCODER(INPUT FX)のCARRIERが正しく設定できない不具合を修正しました。
  • BEAT SHIFT(TRACK FX)のSHIFTが正しく設定できない不具合を修正しました。
  • プレイ画面でINPUT/TRACK FX TYPEが正しく表示されない不具合を修正しました。
[ Ver.1.10 ] 2022/03
機能追加
  • エフェクトのバリエーションを拡張
    先代のLOOP STATIONモデルに搭載されていたエフェクトを再現できるアルゴリズム、パラメーターを追加します。RING MOD、SLOW GEAR、TRANSPOSE、PITCH BEND、OCTAVE、ROLLなど、幅広いエフェクトが対象です。
  • STEP RATEを追加
    リズミカルなサウンド・メイクに便利な「STEP RATE」のパラメーターが、フィルター系エフェクト(LPF、BPF、HPF)、PHASER、FLANGER、ISOLATOR、AUTO PANに追加されます。
  • マイク・レベルのノブ・アサインを追加
    マイクやその他イン/アウトプットのレベル調節が可能なノブ・アサインを追加します。演奏しながら、ノブで各ボリュームをコントロールできます。
  • ボコーダーにCARRIER THRUを追加
    ボコーダー・エフェクトに追加された「CARRIER THRU」により、ドライ・サウンドをミュートし、エフェクト・サウンドをより際立たせることが可能になります。
  • INPUT THRUを追加
    一度ですべての入力信号をミュートする「INPUT THRU」がアサインとして追加されます。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • AUTO RECの反応を改善。
  • REC QUANTIZEが「OFF」のときにノイズが発生する。
  • SYNCの設定にかかわらず、オーディオがストレッチされる。
  • RHYTHMのINTROが使用されているときに、オーディオが正しく録音、再生されない。
  • PREFERENCEを「MEMORY」に設定しているときに、一部のCTL FUNCが正しく機能しない。
  • ノイズ・サプレッサーのスレッショルド動作範囲を拡張。
  • STOP MODEを「FADE OUT」に設定したトラックの再生音量がふらつく。
  • SYSTEM ERRORが発生するいくつかの要因を修正。
[ Ver.1.04 ] 2021/11
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • リバース再生中のオーバーダビングでノイズが録音されることがある。
  • 一部のパラメーターが正しく動作しないことがある。
  • 一部のエフェクトがループやテンポと同期しないことがある。

アップデートに必要なもの
RC-505mkIIのシステム・プログラムをアップデートするには、以下が必要です。
  • RC-505mkII本体
  • USBケーブル
    ※ RC-505mkII本体とパソコンをUSB接続してアップデートします。
    ※ お使いのパソコンとの接続に適したケーブルをご用意ください。
  • USB 2.0 または USB 3.0 規格を満たすUSB端子を備えたパソコン(Windows または Mac)

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、RC-505mkII以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムを損なう可能性があります。
  • アップデート中は、RC-505mkIIの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやRC-505mkII本体を破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手が困難またはダウンロードがうまくできなかい場合は、アップデート作業を承ります。製品を購入したお店またはローランド 修理担当窓口までご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
rc505mk2_sys_v150.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは、Zipアーカイブのファイル形式になっています。ダウンロード後に解凍してください。解凍が終了すると、「rc505mk2_sys_v150」フォルダが現われます。

アップデート手順
【ご注意】
  • 解凍してできたファイル名前は変更しないでください。
  • アップデート中は、RC-505mkIIの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやRC-505mkII本体を破損する恐れがあります。
以下の手順に従って、解凍したシステム・プログラムをRC-505mkIIへインストールしてください。
  1. [EXIT]ボタンを押しながら[POWER]スイッチを押して、電源を入れます。
    アップデータが起動し、待機状態(PREPARING...)の表示になります。
  2. RC-505mkIIとパソコンをUSBケーブルで接続します。
    接続されると(CONNECTED.)表示になります。
    パソコンに「RC-505MK2」アイコン(ドライブ)が表示されます。
  3. パソコン側で「RC-505MK2」アイコンを開きます。
    「rc505mk2_sys_v150」フォルダ内のすべてのファイルを、「RC-505MK2」アイコンにコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
  4. コピーが完了したら、パソコン上でUSBドライブの取り出しを行います。
    [Windowsの場合]
    お使いのWindowsのバージョンや設定に応じて、RC-505mkIIを取り出します。
    [Macの場合]
    「RC-505MK2」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
    書き込み待ち状態 (UPDATE ?) 表示になります。
  5. [ENTER]ボタンを押してアップデートを実行します。
    書き込み中は(WRITING...) 表示になります。
  6. 完了表示(COMPLETE)になったら、[POWER]スイッチを押して電源を切ります。