BOSSのブランド・イメージは人によって様々だと思いますが、ギタリスト向けのカラフルなコンパクト・エフェクターや高品位なマルチエフェクターを連想する方が多いのではないでしょうか。
しかし、BOSS製品はそれだけではありません。2001年、BOSSは初代ループ・ステーション(RC-20)をリリースし、新たな分野に進出しました。それ以来、ループ・ステーションは多くのミュージシャンが使用するライブ用ループ・デバイスの世界標準となっています。また最近では、WAZAアンプやKATANAアンプの発売により、BOSSは高品質のギター・アンプ・メーカーとしても知られるようになりました。さらに、高度なエフェクト・スイッチング・システムのESシリーズなど、ハイエンド・ユーザー向け製品も注目されています。
ボーカリストにとって、BOSSはどんな存在でしょうか?ここでは、BOSSのボーカル・エフェクターの成り立ち、製品開発の背景や意図、製品のラインナップについてご紹介します。